政治資金センターみんなで調べよう政治とカネ

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財団の概要

公益財団法人政治資金センターの発足にあたって

政治家の収支報告書を誰もが閲覧できるサイトに向かって

政治家の「政治とカネ」問題の不祥事があとを絶ちません。
政治家の政治資金の収支報告書は「公表」されていますが、多くの国民がその収支報告書を見る機会に接しません。
政治家が多くの政治団体を有することができるので、どの政治家がどのような政治団体を有しているのか調べることが実に大変だからです。
また、政治家の政治団体がすべてわかっても、その収支報告書の公表先が総務省であったり、都道府県の選挙管理委員会であったりするので、その収支報告書を閲覧・入手するだけでも簡単にはできないないからです。

仮にその収支報告書を見る機会に接しても収支報告書の独特の表現が使われ、その理解に苦労します。
私達、関西の弁護士、研究者、公認会計士、ジャーナリスト、市民有志が集まり、政治家の収支報告書を誰もが閲覧できるようなサイトを立ち上げることを数年前から検討してきましたが、その作業の厖大さに圧倒され先延ばしにしてきました。あるジャーリストから、アメリカでは政治家のカネの透明性を求める非営利の団体(National Institute on Money and Politics)があり、それが政治資金センターとして機能を果たし活動していることを紹介してもらいました。
このような企画をもっていたところ、この趣旨に賛同をいただいた法人や多くの関係者から発足に当たっての相当額の寄附を受けるメドがたち2016年6月23日一般財団法人政治資金センターを設立することができました。その後大阪府に公益認定申請をしていたところ2016年11月28日に公益認定を受け、12月1日に公益財団法人政治資金センターの登記を終えましたので、これからは公益財団法人政治資金センターになりました。

国会議員の国会議員関連団体(政治資金規正法17条団体)だけでも約2100団体あり、3年分集めても6300団体になります。その他の政治団体など収支報告書なども収集するとすれば、およそ膨大な作業と予算が必要になります。
政治家のカネに関する不祥事の防止は政治資金の「透明性」の確保が第一歩であり、多くの国民がこれにアクセスして監視することが最大の防止策であると信じ、政治資金センターを発足することになった次第です。多くの方の支援をお願いする次第です。

財団のご紹介

名称
公益財団法人政治資金センター(Center for Money and Politics Foundation)
代表者
代表理事 佐藤 哲也
設立
2016年(平成28年)6月23日
公益認定
2016年(平成28年)11月28日
登記
2016年(平成28年)12月1日
所在地
大阪市平野区喜連2丁目1番地21号サンエクスプレス702号
電子メール
[email protected]

目的と事業

目的

当法人は、国政等に関する政治資金の透明性、公正性の確保に関する事業を行い、国政等の健全な運営の確保及び民主政治の健全な発展に資することを目的とします。

事業

目的を達成するため、次の事業を行います。

  1. 国政等に関する政治資金の透明性、公正性の確保に関する法律、判例などを調査、研究し、提言などを行う事業
  2. 国政等に関与する公職の候補者に関する収支報告書などの収支を調査、分析してその結果を提供する事業
  3. 国政等に関与する公職の候補者の政治資金に関する啓もう、啓発、研修を行う事業
  4. 上記各号の事業の成果をWebサイトに公開する事業
  5. その他当法人の目的を達成するために必要な事業

情報公開

役員名簿
代表理事   
佐藤哲也(会社役員)
理事   
上脇博之(大学教授)
理事   
白井啓太郎(弁護士)
理事   
須井康雄(弁護士)
理事   
立岩陽一郎(ジャーナリスト)
理事   
松山治幸(公認会計士)
評議員名簿
評議員 艸場よしみ (作家・編集者)
評議員 高須賀彦人(弁護士)
評議員 安井俊樹(NHK記者)
評議員 亘佐和子(毎日放送 記者・ディレクター)
監事
三馬忠夫(公認会計士)
定款
公益財団法人政治資金センター財団定款
資料

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